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粘土が好き、手作りが好き、レトロな物が好き人間のブログです。
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モナカ
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そっけないブログですが、ぼちぼち更新しています。
樹脂粘土で小物を作成して、たまにフリマに出没します。
古道具、SF、ファンタジー、旅行、スイーツデコなどが好きなアラフォーです。
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真夏の夜のお楽しみ


気持ち悪い話なので、嫌いな方は読まないでください。

今朝、居間に行ってみると
何かの肉片と血糊が散らばっていた。
(気持ち悪いので写真は撮らなかった)

犯人はもちろん、チビである。


夏は寝室の窓を開けっ放しで寝るので
チビは毎晩網戸を開けて屋根に出て行く。

以前は網戸を破って脱走していたが、
叱りつけたらきちんと開けて出て行くようになった。

そして、夜中にセミの激しい鳴き声と共に部屋に戻って来る。
そういう時は猫を褒めてやらねばならないのだろうが
安眠を妨げられた私は、容赦なく怒る。
「うるさい!セミなんか採ってくんなこの野郎!」
眠りを妨げられると、超不機嫌になる。


そのうちチビは、居間の窓から脱走し始めた。
戦利品は娘に見せびらかすのだそうだが
娘は「眠いから後で」とか言って
すぐに眠ってしまうらしい。

後で娘が肉片の正体を調べたら
コウモリの足と鼻が落ちていた事がわかった。

残さず綺麗に食べて欲しいと思うのは
私の我儘だろうか。

以前もコウモリを採って来たことがあったが
昼間だったのでコウモリは取り上げて食べさせなかった。
しかし、
ほどなく巨大なバッタを丸ごと吐き出したのであった。


一度、屋根にいるチビをこっそり覗いたことがある。
気付かれるとこっちを気にして動かなくなるから、こっそりである。

その時見たのは
真夜中に乱れ飛ぶセミ数匹と、
目を爛々と輝かせ、軽やかにジャンプする、
白い獣の姿だった。

アンリ・ルソーの絵を連想した。
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