
期間限定で開催されているお化け屋敷に行くため
十日町市に行って来た。
だがしかし。
受付しているお店に行ってみると
オープンからわずか4日で中止となったと言われ
せめてものお詫びに、とうちわをいただいた。
HPにはそんなこと一言も書いてなかった。
一時中止となったという事は、小さく書かれていたが。
そう言えば、再開したというお知らせもなかった。
電話してから行くべきだったな~。
中止の理由を「人手がないため」と店主は言ったが
別のお店の店員さんは
「腕を食べる展示模型などがあまりにもリアルなのが原因で中止になった」
と教えてくれた。
肩透かしを食ったが、気を取り直して十日町名物蕎麦を食べに行く。
お化け屋敷の受付があるCOMO通りから一番近い蕎麦屋さんへ。
細い坂道の中腹にある、田麦蕎麦さん。
店に入るとすぐに暖かいお茶と「きゅうりもみ」が出て来た。
塩味の素朴な味。
今日は涼しかったので、暖かいお汁の「もりそば」700円を注文。
パリパリと噛み切れる細いうどん、みたいな食感。
十日町ではわさびではなくからしで食べるそうだ。
素朴でおいしい蕎麦だった。
その次は老舗のお菓子屋さんへ。

看板が老舗の匂いぷんぷん。
カットケーキは200円代から300円代と良心価格。
私が食べたのはこの「抹茶チーズケーキ」
甘さ控えめで、ほのかに塩味がするようなしないような。
枝豆に似ているような、似ていないような。
子供達が食べたケーキも甘さ控えめでおいしかったそうだ。
一昔前の日本のケーキの味わい。
凝った味ではないが、すごくおいしかった。
いや、凝ってるんだよね、この素朴な味。
基本は和菓子屋さんのようで、店員さんは白と黒の縦じまの作務衣姿。
レジの奥の部屋では、老婦人が店内に目を光らせていた。
その後は、大地の芸術祭の展示を2か所見て回った。
大正時代の古民家を改装した、うぶすなの家。
お客さんがいたので写真は撮らなかったが
中は定食屋さんも兼ねていて、とてもおいしそうだった。
新米が取れる頃にまた来てと言われ、その気になる。
2階にあった箪笥。
こういうの、いつか欲しい。
すぐ近くの展示。
しかし何も見えない。
勇気を出して覆い被さるような土壁の細い道を歩いてみると
丘の中を切り出したような空間が。
雨上がりだったので、湿っていて長居をする気にはなれない。
晴れた日の夕方なんかはいい雰囲気かも。
ここを出てから、ナビが導くままに山道を登る。
すると道がどんどん狭くなり、
とうとう崖っぷちを走る細い砂利道となった。
怖くて引き返そうと思ったが、バックすることもできない。
進む引き返す、と子供達と喧嘩しながら
腹をくくって池や田んぼの淵沿いに続く細い砂利道を走った。
5分位?でどうにか舗装された広い道路に出ることができた。
恐ろしくて写真を撮るのを忘れてしまった。
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