忍者ブログ
粘土が好き、手作りが好き、レトロな物が好き人間のブログです。
プロフィール
HN:
モナカ
性別:
女性
自己紹介:
そっけないブログですが、ぼちぼち更新しています。
樹脂粘土で小物を作成して、たまにフリマに出没します。
古道具、SF、ファンタジー、旅行、スイーツデコなどが好きなアラフォーです。
P R
カウンター
フリーエリア
[1]  [2]  [3

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

イギリス一人旅・8日間⑦(ビッグベン、チャイルドフー・ミュウジアム)

フェリー乗ってからは、道中両岸に現れる有名な建物を夢中で撮影していたが、
窓が汚れていたので霧の中みたいな写真になってしまった。

船内はこんな感じ。

src="http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/df84a176fa0f71fc34a140d9a5155b8d/1364428912" alt="" />

地下鉄もそうだが、各港はそれぞれ趣が違っていて楽しかった。
約36分後、エンバンクメント・ピアに到着。
そこから川岸を徒歩でビッグ・ベンに向かう。
途中、狛犬みたいな像を見つけた。

後で調べると、ロイヤルホースガーズシスルホテルという、
五つ星ホテルの庭にあるようだ。
新緑の頃に通ったら、木の葉っぱで隠れて見えなかったかもしれない。

対岸にはビックアイ。

意外と近い。
私が作った日程では、同じところを何回も行ったり来たりしてしまうようだと気づいたが
急に予定変更する気力もなく、とりあえずビッグベンに向かった。
丁度時刻が午後1時になり、ビックベンの鐘の音を聞いた。
大音響ではなく、日本の鐘の音より少し高音で鳴り響いていた。

ロンドンに来てから何度目か忘れたが、またも感激。

ロンドン塔の周りはこんな感じ。




しばらく佇んだ後、今日も空腹と眠気を抱えて地下鉄に乗り込んだ。

次の目的地は、チャイルドフーミュウジアム。
ここはV&Aミュウジアムの別館で、古い人形やドールハウスが展示されているというので
V&Aのインフォメーションでパンフレットをもらってあった。
最寄駅はBENTHNAL・GREEN駅(発音わからず)
地上に出てみるとすぐに親切な標識があった。


ミュウジアムは矢印の先に見えたので、迷わずすぐに到着。

午後からは青空が出て、日差しが眩しいくらいだった。

子供向けの教室が色々開かれているので、館内は小さな子供連れの親子で賑わっていた。
あれ?また期待外れかもと思いつつ、館内を見学してみた。








ドールハウスも色々あったが、ガラスケースの中が薄暗く、
古いドールハウスの中が良く見えないし、多少不気味に見えた。


そろそろ空腹も限界になり、入口ホールのカフェで腹ごしらえ。
本当は子供の施設ではなく、通りがかりのカフェに入りたかったのだが、
ここまでお店に出会えなかったのだった。
色んなサンドイッチがあって迷ったが、前のお客と同じチーズサンドを注文した。

ホットサンドだったようで、トースターで温めてもらえた。

変な白パンだな、と思いつつもかぶりつくと、これがうまい!
ミルクティーはここでもおいしかった。
きっとイギリスならどこでもおいしいのだろう。

この日も眠気に耐えられず、夕方5時にはホテルに戻ってしまった。

PR

イギリス一人旅・8日間⑥(グリニッジ)

3月3日日曜日、朝8時にホテルを出発。
この日最大の目的は、グリニッジマーケットだった。
日曜日はポートベローに次ぐ大きなアンティークマーケットが開催される、
とガイドブックに書いてあったので、とても楽しみにしていた。

グリニッジまではバス一本で行けたので、思い切って二階建てのバスに乗った。
タヴィストックホテルの最寄のバス停はラッセルスクエアである。
いくつもあるバス停から目的の番号を探し出してほっとしていると
すぐにバスが来た。
正面にはちゃんと「グリニッジ」と書いてある。
よかった、と思ってバスに乗ろうとしたら、運転手さんがダメだと言う。
何故に?と首を傾げて話を聞いてみても、
運転手さんの言ってる事が全く理解できなかった。
これか、イギリス訛りプラス地方の訛り英語は。
何度も聞き返しているうちに、運転手さんイライラ。
もう勘弁してくれという顔で不機嫌になってしまった頃、
このバスは15分後に出発だから、待合室で待てと言っているのだと理解した。
ごめんよ、運ちゃん。

15分後、無事にバスに乗った。
もちろん二階席の一番前に座る。
早朝、しかもグリニッジにバスで行く観光客はいないようで、
入れ替わり立ち代わり乗り降りする地元住民や建物を見物しながら
1時間程バスに揺られてグリニッジに到着した。

グリニッジのメインストリートは、こじんまりとした商店街だった。
人気はほとんどない。


グリニッジマーケットの看板を見付けて中に入ってみた。

どの店もまだ準備中だったが、中央の通路を歩いてみた。
あれあれ、アンティークがないみたい。
ストールは飲食店かハンドメイド雑貨のお店しかないようだった。
帰国後、場所を間違えていたことに気付いたが、後の祭りである。

腑に落ちないまま、とりあえず近くのカフェに入る。
イギリスに来て初めてコーヒーを注文してみたら、凄く濃くてびっくりした。

コーヒーを飲んだ後もまだマーケットは開かないので、
付近を探索した後、旧王立天文台へ向かことにした。

旧王立天文台は、小高い丘の上にある。
のんびりと小道を上って行くと、10分位で着いた。


特に思い入れはなかったが、子午線をまたいでみたかったので。


天文台から見たロンドン。


博物館の中には、たくさんの時計や望遠鏡が展示されていた。
当然貴重なアンティーク品だろう、と念入りに見て回った。
どれもピカピカで、古さは感じられなかった。
前日のポートベローマーケットで時計も買えば良かったと後悔。

11時すぎ、再びマーケットに戻った。



サモサと思われる揚げ物を買い、フェリーに乗り場に行く。



ドキドキしてチケット売り場に並ぶと
オイスターカードはあるかと聞かれた。
差し出してみると、カードで支払いが出来た。
フェリー運賃が割引になるのは知っていたが、カードで払えるかどうか不明だったので
謎が一つ解決。

いそいそとフェリーに乗り込み、ちょっと期待外れのグリニッジを後にした。

イギリス一人旅・8日間⑤(V&Aミュージアム)

地下鉄サウスケンジントン駅から徒歩5分にあるV&Aミュージアム。
駅から標識に従って地下道を歩いて行くと、博物館の裏口?に辿り着いた。
ドアマンのようなオジサマがにこやかに立っていて、
すぐ側には寄付金入れがある。
知らんぷりしながらドアをくぐった。

まずはお昼ご飯を食べようと、右往左往しながら有名なカフェに向かった。


 
絢爛豪華とはこういう事を言うんだと思った。

カフェは好きな食べ物をお皿に盛ってもらい、最後に会計するシステムだった。
テーブルは自分で確保しなければならない。
結構混雑していたが、運よく空いたテーブルに座ることができた。
さて、どうやって食べ物を買って来ようか、と考える。
テーブルに何か荷物を置いて〈席確保してます〉的な目印を残せばいいのだが、
うかつなものを置けない。
どうでもいいものだと忘れ物かと思われそうだし、金目の物は盗まれたら嫌だ。
イギリス滞在中、物騒な気配を感じたことは一度もなかったが
まだ二日目だったので、神経尖らせていたのだった。

その時、誰かに「エクスキューズミー」と声をかけられた。
顔をあげてみると、30歳代とみられる白人女性が
「相席いいですか?」と英語でにこやかに聞いて来た。
「OK!」と答えると、早速わらわらと小さな女の子達がテーブルに座った。
か、カワユイ!!
小学生低学年、保育園児、2~3歳児と思われる、いずれも金髪美人姉妹が
興味津々といった顔でこちらを見てきた。

片言で私もこれから食べる、ということをママに理解してもらうと
子供たちをテーブルに残してさっそくお買い物。


まず目に留まったのが、巨大なメレンゲのお菓子。
直径15センチ位はあった。
味見してみたい衝動にかられたが、食べきれないだろうから泣く泣く却下。

結局、サーモンのソテーと野菜の盛り合わせ、スコーンとミルクティーにした。

合計£17.5、豪華なランチである。
夕ご飯はスーパーのお惣菜と持参の日本食で済ます予定なので
ランチは金額よりも食べたい物重視の旅である。
イギリス料理はおいしくないという話だったが、
そんなことはなく、素材新鮮、薄味で大変美味だった。

テーブルに戻ると、子供達はスコーンとミルクを食べ始めていた。
気さくなママが「ジャパン?」と話し始め、昔京都に行ったことがあり、
とても美しかったと言ってくれた。
母娘はフランス人で、一番上の女の子もゆっくりと英語を話す。
彼女によると、パパは今朝早くトルコに行ってしまったそうだ。
何故トルコに?そんな英語さえも言えない自分が歯がゆい。

しばらくフランス人母娘の会話にニコニコしながら相槌を打つのみだったが
私も異文化交流に貢献しなくては(?)と、頭の中はフル回転。
やっとのことでフランスの童謡を思い出し、思い切って歌ってみた。
「モナミ ピエロ」という歌である。
ワンフレーズ歌ったあと、姉妹が一斉に続きを歌い始めた。
やった、異文化交流達成(感涙)。

その後も私の知らない歌を何曲か歌ってくれ、
まるで天使から祝福されているかのような夢見心地になる。
ああ、ロンドンに、一人旅に来て良かったとしみじみ思った。

最後に、ママに頼んで姉妹と一緒に写真を撮ってもらった。

ありがとう、フランス人母娘さん。

母娘が立ち去ったあと、大量の料理をなんとか平らげ、鑑賞コーナーへ。
満腹感と時差ボケで異常に眠くなり、昨夜と同様義務感だけで館内を回った。
結局、観たかった展示品には辿り着けなかったようだ。
元々お目当てがあるわけではなかったから、いい加減なのである。

これはこれは、目元が色っぽいトラさんで。


お土産コーナー。


エントランスの天井。


エントランスすぐ脇の展示室。


階段さえも豪華絢爛。


カフェテラスがある中庭。


正面からみたミュージアム。



慌ただしく鑑賞を終えると、次はトラファルガー広場へ。


ばかばかしいと思いつつも、有名観光地に行って写真を撮ることが
昭和女の性ってものだろうか。
トラファルガー広場から歩いて2分の所に三越があったので、寄ってみた。
入口には、日本語の文字しかない。
中に入ると「いらっしゃいませ~」と日本人の店員さんがお出迎え。
買い物客はすべて日本人。
まるでロンドンの日本村だった。

久々の〈日本〉にホロリとしたので、英国王室御用達のチョコレートと
日本未発売のマーマーレードの小瓶を購入した。

他にも買い物に行きたかったが、これ以上は眠気に耐えられず、ホテルに戻った。

イギリス一人旅・8日間④(ポートベローマーケット)

3月2日土曜日、朝7時40分にホテルを出て、最寄りの地下鉄駅ラッセルスクエア駅に向かう。
今度はちゃんと方向を聞いてからホテルを出た。
道順も教えてくれたのだが、聞き取れないくせにわかったフリをして、
「サンキューベリマッチ」と明るく答える。
ロンドンの街の空気は冷たかったが、空は明るい曇り空。
天気予報は雨の確率0%だった。

ラッセルスクエア駅には歩いて5分弱で到着。
日本で買ったオイスターカードを改札口のセンサーにかざすと
小さなパネルに「ENTER」という文字が表示される。
ラッセルスクエア駅は小さな駅で、改札を抜けるとすぐ右側に、
巨大なエレベーターが2機ある。
少し待つと扉が開くので乗り込む。
駅の近くから見かけていた、日本人の女の子2人組と一緒になった。
すると1人が私の方をチラリと見て、
「どうせどこ行っても日本人ばっかりだよね~」と不機嫌そうに言うのである。
(お前ら南極にでも行きやがれ。)
知らんぷりを装いながら、心の中で毒づいた。

それはさておき、乗り換えも無事に済ませ、8時にはノッティング・ヒル駅に到着した。
私の計画では、人の波に乗ってポートベローマーケットに行くはずだったのだが
地上に出てみると、人気がなくて閑散としていた。
駅の中でもたもたしていたので、人波に乗れなかったのである。
とりあえず5分ほど歩くと、迷ったことを確信したので駅まで戻り
警備員さんみたいなオジサンに道を聞いた。
つくづく懲りない女である。

なるほど、オジサンが教えてくれた通りに入ったとたん
マーケットに向かう人々がチラホラと見えた。


そしてすぐに現れた、ポートベローマーケット!
私はここに一番来たかったのだ。
やったぜぃ!


ああ、クラシックなカメラ!


額縁だ、買う買う!

掘り出し物を買おうと朝早くやってきたのに、早くも見るもの触るもの、
なんでもかんでも欲しくなり、いつしか無我夢中でストールを回っていた。

では、購入したヴィンテージ品の画像の一部を。





いずれも1950年代前後のブローチ。
ガイドブックに載っていた、リッキーさんのお店で。


鉛の兵隊さん。
店長さんはとっても楽しい人だったので、笑ってばかりで年代などを聞くのを失念。
さほど高くなかったので、最近のものだと思う。

ふと我にかえると、ポートベローマーケットは物凄い人で賑わっていた。
こうなるともう、じっくり品物を見る余裕もないので
ふと見つけたノッティング・ヒルのショッピングバッグを購入した後、
地下鉄の駅に向かった。

イギリス一人旅・8日間③(大英博物館)

ホテルの部屋は、こじんまりとした1人部屋。

パネルヒーターが付いていて、室内は猛烈に暑かった。
温度計付の目覚まし時計を取り出してみると、室内温度は31度。
おいおい・・・

日本から持参して来たカップラーメンをすすると
18時頃にホテルを出発。
私が到着した金曜日は、大英博物館が20時30分まで開館しているのだ。
タヴィストックホテルは、大英博物館まで徒歩10分ほどの距離だ。
外は既に暗かったが、地図を片手にいざ出発!

数分後、すごすごとホテルに戻る。
そうそう、私は方向音痴だった。
新しい土地では常に迷う。
サービスデスク?のお兄さんに大英博物館への行き方を尋ねた。
「ターンレフト アンド ゴー ストレイト 、 ユー ルック 〇〇パーク・・・・」
地図を見ながら丁寧に教えてもらい、再びホテルを出発した。
イギリス英語は発音が違って聞き取りにくいという話だったが、
ホテルの従業員さん達の英語はかろうじて聞き取れた。
半分くらいね・・・

今度は無事、大英博物館に到着。

ああ、ロマンチックな照明じゃないか。

そして、なんてでかい建物なんだろう。
時差ボケでふらふらしながら、中に入る。
当然中も広く、かつシンプルな内装だった。
お目当てのブツはすぐにあった。

これよこれよ、私はロゼッタストーンが見たかった。
ロゼッタストーンもかなり大きい。
そしてその後見学した展示物も、とにかく大きかった。
さすが略奪博物館と呼ばれるだけのことはある。
建物ごとかっさらって来たんじゃないか?
昔イギリスは海賊を国家公務員にして、海外で略奪しまくっていたそうだからね。


この首を見た時、思わず「風の谷のナウシカ」の挿入曲を口ずさんだのは、私だけだろうか。
お土産はロゼッタストーンのキーホルダーを購入。
全体的に子供向けのお土産が多かったかな。

館内マップ片手に歩き回ったが、だんだんどこを歩いているのかわからなくなる。
眠気も増すばかり。
それでも1時間半は彷徨って、再び暗い夜道を歩いてホテルに帰った。
よくもまぁ、迷わず帰られたもんだと思う。

急いでお風呂に入り、ばったりとベットに倒れこんだ。
暑くて毛布は不要。


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne